【第13話】Team History 2011-2019

エッセイ
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チームが活動を再開してからというもの、たくさんの人が練習に遊びに来てくれた。
時には強豪校のバスケ部を引退した高校生、時には各メンバーの兄弟、更には別のチームの方が数人で参加してくれたりと、1回限りの参加の方から、助っ人参加を機に今では定期的に参加してくれる方までいる。こうして、いろんな人の協力のおかげで紅白戦や練習試合を繰り返しながら、2017年も終わりに差し掛かってきたところで、チームは本当の再起を図ることになる。

もう1回フープに出ましょう!

誰がきっかけかは覚えていないが、おそらく健斗だと思う。いつも参加してくれているメンバーは二つ返事で了承し、2年ぶりにフープリーグに参加することになった。
前回参加していた時はリーグの参加は強要していなかったものの、「みんなが出るなら…」くらいの気持ちで登録をしてくれていた人もいると思う。しかし今回の選手登録は、同じように「出たい人は登録して、試合は出なくてもいいという人は強制はしない」と言い、それぞれが本当の気持ちで登録したり、登録しなかったりの選択が出来た。…と、個人的には思っている。
部活動と違って、バスケに対する価値観やプライオリティーはそれぞれ違う。仕事が忙しかったり、他にも趣味があったり、更には家庭があったりするので、これが社会人チームの理想の形だと思った。学生時代の内紛や、社会人になってからの活動休止の経験を通して、チームの全員がそれを理解できていた。あるいは、理解できていなかったのは自分だけかもしれないが。

当時、チームで飲み会の席を設けたが、お酒が回ってきた健斗がしきりにこのチームの魅力を語っていた。村崎や和也は、何度も同じ話をする健斗に飽き飽きしながらもにこやかに聴いていたと思う。たしかに健斗はニヤニヤした表情で何度も同じことを繰り返していたが、「分かったって」と諭しながらも誰一人それを否定はしなかった。その日、ほろ酔い気分で撮った集合写真をInstagramに投稿し「#キャプテン健斗がいまアツい」と添えた。

そして、あっという間にチームとしては6回目の年を越し2018年になった。
リーグ再編入となるこの年の最初の練習は、健斗・宏嗣・和也の発案で新春フリースロー大会を行うことになった。チームの企画を運営側目線で見ないという初めての経験。なけなしの運営費でどんな景品を引っさげてくるのかワクワクしながらフリースローを打った。順位まで覚えていないが、上位の賞は練習着やプリペイドカードなど、自分が企画した時よりもかなり豪華な景品が立ち並んでいて驚いた。そして、特賞の景品を見て更に驚くことになる。

この時、特賞を獲得したのは上野。
そしてなんと、幹事の3人が上野に手渡したのはPS4だった。

えええ!!!?

全員が本当に驚いた。中古だと言っていたものの、それでも数千円で買える品物ではない。嬉しい重たさを抱える上野は今にも羽ばたきそうな軽快さでニコニコしている。いつもニヤニヤしている上野が無邪気にニコニコしているのだ。見ているこっちまで幸せになってきたところで、上野が我慢できずに開封しだした。
箱の外装にPS4がしっかりと描かれている。中身なんてわざわざ開けなくても分かっていると思っていた次の瞬間。

は!?

は!?!?

上野の表情が一変した。
なんと、中に入っていたのはパンツ1枚と箱びっしりに詰め込まれた2リットルのペットボトル(水入り)だったのだ。ペットボトルを空にせず重みを持たせ、幹事がPS4を勿体ぶることで上野の喜びもひとしお。用意周到な作戦で見事に上野を地獄の底に叩き落とした。
3人の計画には心底感動したし、普通のフリースロー大会で終わらせないホスピタリティ。どんなタイミングだよと揶揄されるかもしれないが、こいつらにチームを任せてよかったと確信した。

この後、なおも勢いの止まらない3人によって複数人がパイ投げをありがたく頂戴することになる。新年一発目の練習は笑いの絶えない思い出となった。


続く

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エッセイ
歩く人と止まる人

さて、今日の記事は何を書こうか。記事を書けない状況にあるときには次々と書きたい話題が次々と出てくるのに、かしこまって考えてしまうと出てこない。駅からはバスで帰るため、駅に着くまでの20分間で今日更新する内容を決めよう。文章はそれからだ。最近買い替えたばかりのスマートフォンをポケットにしまった。

エッセイ
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【第14話(終)】Team History 2011-2019

こんな経験が出来たのは、ひとえに自分の発言に賛成し一緒にHYTを立ち上げてくれた平田・増田。Planetとして活動するきっかけを作ってくれた上野・敦志。活動休止後に再起を促してくれた健斗・宏嗣・和也。そして村崎・蓮・泰樹をはじめ、今までもこれからもチームに関わってくれたメンバーや周りの支えがあってこそだと、心から感謝している。

エッセイ
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【第12話】Team History 2011-2019

和也と宏嗣と、やっぱりこのチームでもう1回活動したいって話をしました。和也の友達の蓮と泰樹も一緒にしたいって言ってくれているので、またチームとしてやり直したいです。
相変わらずカワイイ顔をしていた健斗だったが、暫く会わないうちに頼もしくなっていた。そして、この話をこの場に、一番に持ってきてくれたことが嬉しかった。