昨日は、とあるイベントのお手伝いをさせていただきました!
今回は、僕がカメラマンとしてイベントを外から眺めて感じたことや、参加された皆さんの様子をお伝えしたいと思います!

※おそらくかなり長くなりますので落ち着いた時間に読まれることをオススメします!

何のイベント?

まずはここからですね!


長崎 de SDGs!あなたが主役。カードゲームで体験する未来

SDGs?なにそれ?という方は、本イベント開催前に僕が予習した内容を綴ったこちらを読んでみてくださいね!続いて、本イベントの関係者を簡単に紹介させてください。


右側の女性が、本イベント主催の儀間さん。普段は介護福祉士として働く傍ら、「みんなが安心して暮らせるまちづくり」とテーマとした「Take it!虹」の代表として活動されています。性的少数者(LGBTなど)に関する講演会や交流会などを通じて、みんなが安心して暮らせる明日への取り組みを行っている方です。

昨日は何から何までキャリーバッグに詰めてたので、きっと詰め放題をさせたら3人の中でダントツだと思います!

続いて真ん中の女性が、ゲームファシリテーターの藤田さん。今回福岡からイベントのためにお越しくださいました。SDGsのテーマである「誰1人取り残さない社会」とカラフルなロゴにハマってしまった、この日のカードゲームの進行役。SDGsを通して明るい福祉を発信する152cmの前向きな社会福祉士です。

藤田さんの分かりやすい説明と高らかな声なくしてこのゲームは成り立ちません!

最後に左側の男性が、本イベントのコメンテーターとして参加された貞松さん。理学療法士として20年のキャリアを積み重ね、経産省との医療福祉に関わるプロジェクトに携わったり、20代からバックパッカーとして世界を飛び回り、「海外を感じる旅」を続けられているそうです。2018年より「彩ある福祉の共創」をテーマに「ひととまちとくらしの学校」を開設された方です。

おそらくベジータのスカウターを持ってしても貞松さんの戦闘力は測れない…!

いちいち小ボケを入れるので長くなりました。

パワフルな御三方は各方面でご活躍されておりますので、ぜひ本記事最下段のリンク先にアクセスしてみてくださいね!

前置きが長くなりましたが…


いよいよイベントの様子を綴っていこうと思います!

しかし、今回は書きたいことを我慢したくないのでかな〜り長くなります…!
ですので、


簡潔に読みたい!という方はこちらを読んでみてください。

今回は、イベントに関係なくね?ってとこまで事細かに、そして

僕なりのスーパーポジティブな解釈(というより偏見)で

綴っていきますので、表現の善し悪しはご容赦くださいませ!

まずは説明と自己紹介

イベントは13:30からだったのですが参加者の皆さんはかなり楽しみにされていたようで、開始時刻になる前にほとんどの方が揃いました。開始前のBGMはスピッツ、高橋優、Little Glee Monster…最高すぎませんか?


まず藤田さんの方からざっくりと今日の流れを説明し、各グループで自己紹介をすることに!


親子でご参加された方、遠く福岡県からご参加された方、更に長崎以外でこのイベントを既に経験されていた方など、様々な方がいらっしゃいました。はじめに自己紹介の時間を設けられたので、少しばかりですが皆さんのカタさが取れていくのを感じました!

続いて今回のテーマであるSDGsについての説明が始まりました。


”誰1人取り残さない社会”を目指し国連が定めた17の目標や、各分野の活動内容などを藤田さんが分かりやすく解説されていたので、シャッターを切ることを忘れて説明に聴き入ってしまう時間帯もありました。皆さんの眼差しも真剣そのもの…!

お待ちかねのゲームの時間に…!

説明しよう!!!!

(これ言ってみたかった…!)

ここは仮想の街「ながさきまち」。
人口・経済・環境・くらしを数字で表すと「ごくごく平凡な街」を、参加者のみなさんが行政と一般に役割を分けて、未来へ向け発展させていこう!というゲームになっています!

街の発展には”プロジェクト”を遂行させていく必要があり、プロジェクトを遂行するためには”お金”や””などの条件が必要です。そして、達成されたプロジェクトによって”くらし”が発展したり”経済”が豊かになったり、相対してプロジェクトによっては”環境”が悪化したりする恐れもあるんです!

あとで分かるけど一筋縄じゃいかないんだなこれが。

ゲームは12分×4セットの構成になっているのですが、なんと各セットの終了時には人口が1つ減るんですね。少子化の一途を辿る日本のリアルな現状まで再現…!更に、各セット開始時の人口に応じて、行政には補正予算たるものが配布されます。わくわく。


以上の説明を終え、参加者の皆さんが2人1組を作って役割を選んでいきます。

なんとこれが早い者勝ち。笑

皆さんね、最初は

「これにしようかしら…でもいいのかな…」

みたいな方が多かったんですよ。あぁやっぱり長崎は人がいいんだわ…と思っていたのも束の間、1人が

俺じゃあ行政やろ~っ」

と呟いたところでスイッチが入ったのか


しゅばばばあぁぁっっ!!

一瞬でした。


それぞれの役割が決まったところで、いよいよゲームのスタートです!

第1セット、ファイッ!


開始直後、カードが配布された時点で条件の揃っていた組が早くもプロジェクトを達成!これには驚きました。

カメラの設定もまだ終わってないんですけど!!!?

そうして数組がなだれ込んできましたが、その後は各組の交渉が本格化してきました。


◇一般
プロジェクトのためにお金が必要なんですけど…
◇行政
分かりました。あなた方がこのプロジェクトを達成するために我々がお金を出します。なので、今後私たちにご協力の方もお願いします。

そんな大人の交渉をしている傍ら


7億くっださい!
7億くっださい!!

こんなストレートなお願いを素直にぶつける行政もいるんだ…と、よくよく見ると

どちらも同じ行政でござんした。

しかしながら、役割の違いだけではないんです。同じ組でも、2人がそれぞれ交渉の仕方が異なるんですね。あっという間に最初の12分間が終わってしまいました。

仕組みが分かってきた第2セット


第1セットで要領を掴んできた皆さん、次々とプロジェクトを達成していきます。そしてプロジェクトを達成する度に

おめでとうございま~す!
「くらし」が1増えました~!

藤田さんがこれでもかってくらい繰り返すんですね。まるでデパ地下の抽選会場のようでしたが、交渉で騒々しい空間になりかけていたところで高らかに宣言されることで

お!〇〇が増えた!?

税率あがったの…!?

と、参加者さんたちの熱が一瞬だけ切れるんです。これはおそらく外から見ていたので気付いたことなんですが、一瞬切れることで無意識に頭が整理されているかも…?しれません。そして皆さんはとある共通認識を抱くことになります。


あれ?これ自分たちだけプロジェクト達成してっても街として発展しなくね?

ゲームの序盤からこの事実に気付いていたのはこのイベントのリピーターの方々。イベント後にお話を聴いたところ、あの時にこれをしないといけなかったんだけど…と、答えには辿り着いていたものの時間が足りなかった、という状況があったそうです。

そうして第2セットも終了。

ハーフタイムの寸評は、

◇人口
子育て支援の不足により減少の一途

◇経済
発展しているものの、もう一歩の努力が必要

◇環境
一定の効果あり、継続的な取り組みを

◇くらし
自慢できるほどに改善、教育が充実


完全にカメラとメモが追いついていませんでしたが、このような感じだったかと記憶しています。

ハーフタイムの様子

ここで一旦休憩ということで、ハーフタイムに入りました。


しかし皆さん、かなりゲームが楽しかったのか、カードとにらめっこしたり、他の組と話しをしたり…中高生が期末テスト終わりに”ここの答えAよね!?”とか”いやいやそうじゃなくてここは…!”なんて言い合ってる風景と大差ありません。名刺を交換されている方もいましたので、このような機会にもたくさんの出会いがあるんだなということを改めて感じました。

更に、以前もこのゲームにご参加された方によると、前回はもっと人口が減っていたとのご意見も。僕は外から

長崎やるやぁ~ん。

と高みの見物。参加している気分でした。

食らえ!どーん!!

何て一幕もありました。ほっこり。笑

大きく動いた第3セット

ささやかな休憩を終えた皆さんはすっかり表情も柔らかくなり、今か今かと後半開始のホイッスルを待ち侘びていました。


迎えた第3セット、ゲームの進行は第2セットと変わらないように見えていたのですが、数値が大きく動いていきます。


経済は成長の一途を辿り、環境とくらしは良くなり悪くなり…そして人口がじわじわと減り始めたんですね。

これはヤバいぞ…?

皆さん、一抹の不安を抱えてこのセットを終えたのではないでしょうか。

運命の最終第4セット

「ながさきまち」の未来を決める第4セット、開始の合図とともに皆さんが輪を作り議論を展開します。


経済もくらしも発展した街で、どのように人口を増やしていくのか。それぞれが持ち合わせている資金とプロジェクトを確認し合いながら、何とか人口減少に歯止めをかけようと奔走します。


もう2人1組なんてどこにもありませんでした。全員が同じ目標に向かってまちを作っていく光景は、カードゲームとは思えないほどにヒートアップ。


それぞれが自らの役割の中で出来ることを模索して怒涛の追い上げを見せ、1つ1つのプロジェクトが達成されていくごとに大きな拍手が起こっていました。全員の力で人口が増えたときにはカメラのことを忘れて一緒に拍手をしている自分がいました。

いっちゃん大事なとこを逃してすんませんした!

あっという間にゲームは終了…!

最後まで白熱したゲームが終了し、「ながさきまち」がどのような発展を遂げたのか…いよいよ藤田さんから結果発表です!

「ながさきまち」は

地域ブランド化に成功、世界レベルへの飛躍が期待され、暮らしやすさも大きく改善。有能な人材が地域で就職をするような”人口スカスカの最先端の街

に見事、成長(?)を遂げました!

やはり、空想のゲームでも人口減少は顕著でした。この難しい課題を現実でどうクリアしていくのか。とても考えさせられる結果となりました。


その後、ゲームを終えてのアンケート記入を行った皆さんは、先ほどまでとは打って変わって真剣モードに。アンケート用紙とにらめっこしながら、それぞれの思いを綴られていました。


続いて、それぞれ目標が達成できたのか。目標が達成できた背景や、何が足りなかったのかをお話しいただきました。


行政に助けられましたと話す方や、〇〇さんにそそのかされて…と赤裸々に語る方まで、色んな思いを抱えながらゲームを楽しまれていたようです!


最後に、貞松さんから本日のイベントの総括を…。
SDGsを知って、どのように向き合っていくのか、それぞれ異なる立場で何が出来るのか。色んな方が集まったからこそ、この日がきっかけになるんだということをしみじみと実感しました!

まとめ

ここまでで文字数が5700文字を越えました。ついてきてくださった方はいますでしょうか…?笑

今回、このイベントを通してたくさんことを学び、たくさんの方と出会うことができました。イベント後には懇親会にまでお招きいただき、なんと人生で初めて落語を聴かせて(観させて)いただきました!いちブロガーの僕について尋ねてくれる方が居たり…これがオフラインの良いところだなぁと思います。

理学療法士や銀行員、県の職員さんや政治家を目指す方まで、様々なジャンルでご活躍される皆さんは、それぞれの役割でSDGsと真剣に向き合っていました。本当に、今回のゲームこそ今の世の中なのだと。


ここで出会った奇跡が、明日をきっといい日にします。2030年、世界があなたに笑いかけてくれますように。


ちょーのでした!

参考情報

◇ 長崎 de SDGs!
今回のイベントの詳細ページです。

◇ Take it !虹
「セクシュアリティに関らず、全ての人が、自分らしく生きやすい社会」を目指し活動している団体です。今回のイベントの主催者・儀間さんが代表を務められています。

◇ 藤田智絵さん
SDGs de 地方創生 公認ファシリテーター。今回のイベントのゲームファシリテーターを務めていただいた藤田さんのFacebookページです。

◇ Ubudobe
今回のイベントのコメンテーターを務められた貞松さんが理事をなさっているNPO法人。「音楽×アート×医療福祉を通じてあらゆる人々の積極的社会参加を推進」を目指す未来として掲げられている団体です。

Text by...

文筆家。コワーキングスペースで働く傍ら、地域コミュニティchiicoLab.の運営に携わっています。その他、長崎のローカルメディア「ボマイエ」や「ナガサキエール」などでライターとして活動させていただいています。

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